平成最後の年にHey! Say! JUMPを好きになった

平成30年6月23日。
この日から2年間と2ヶ月ほど、必ずHey! Say! JUMPを好きでいる約束を岡本圭人としました。


仕事で辛いときに救ってくれたHey! Say! JUMPを追っかけ始めた平成最後の今年1月から追っかけたが故に辛いこともあってそれが続いたけれど、このブログを最後にそれも終わりかなぁという希望を込めて、一端のジャニオタらしくはてブロで語りたいと思います。


私は元々2次元界隈のオタクです。
アニメ漫画が好きで10幾年。
2次元アイドルを好きになったのはここ5年ぐらい。
少年ハリウッドという素晴らしい作品に出会ってから、アイドルという存在、概念、教わること、いろんなことを考えて生きていくようになりました。
少年ハリウッドがなかったら、Hey! Say! JUMPを好きになっていません。
このお話は別の機会に必ずしたいと思います。


考察する日々の中で、Hey! Say! JUMPをしっかり認識したのは、昨年2017年9月放送のMステウルトラフェス。
見た目的は、大好きなマイク持ち替えの振り付けが見たかったから。
簡単に言うと、振りをするためにマイクの持ち手を変えることです。
主にアイドルグループの振り付けでよくあるので、それを見つけるために無差別に番組を録画していました。

Hey! Say! JUMPのパフォーマンス楽曲は「キミアトラクション」
キラキラしてて可愛くてアイドル的でジャニーズっぽい曲だなぁ。とぼーっと見てました。
で一瞬、持ち替えたんです。
マイクを。
誰が。
岡本圭人が。
伊野尾くんも持ち替えてますが圭人が先なので衝撃がすごかった。
しかも下手。持ち替えがぎこちない。
うわ、何かいいかも。と思ったんです。
でもその当時は山田有岡知念八乙女ぐらいしか知らなかったので、誰だろう状態。
なんだか気になりました。

Hey! Say! JUMPの他の楽曲でも持ち替えあるかも?!と期待が高まり、意識するようになりました。


その後わざわざ調べてまで出演番組を録画することはなかったんですが、レコーダーのテレビ欄にあったHey! Say! JUMPの文字がたまたま目に入って、その番組を録画しました。

リトルトーキョーライフ
Hey! Say! JUMPデビュー10周年記念スペシャ

パフォーマンスあり、と書かれていたのでマイク持ち替えあるかもしれないし見てみるか〜という軽い気持ちで予約。放送終了後の何日か後に見ました。

気づいたら泣いていた。
彼らが放つキラキラで動揺しました。
これがアイドル。
素敵だなぁと思いました。

私は全く過去の彼らのことを知らないけれど、10周年の記念で披露した楽曲の選択理由を見るとこれまた泣ける。
長い年月でいかに彼らが苦労してきたか、数十分で理解できました。

気になる。他の楽曲も見たい。
この気持ちが強くなって、このあと出演する音楽番組を録画するようになりました。
ベストアーティストとかFNS歌謡祭とか、最高だったよね。


この頃からいつも忙しい仕事が、もっともっと忙しくなりました。
毎日終電で帰って家につくのは深夜の1:30頃。
7:30には起きて仕事に向かう。
この繰り返しが1ヶ月ぐらい続きました。
家に帰ったらすぐ寝たいのに、何故か私は録画してあるHey! Say! JUMPのパフォーマンスを毎日30分以上見ていたんです。
睡眠時間削ってでも見たい。
これ見たら4時間しか寝れないけど見たい。
その当時はライブDVDなんて持っていないので毎日毎日同じ番組を繰り返し見ていました。
全く飽きない。
元々バラエティ番組でも好きなものは何回も見る性格だけど、ここまで見たことはなかった。
(たぶんリトラ特番は1ヶ月で100回は見てた。仕事しすぎでかなり病んでた)

彼らのおかげで睡眠時間がいくら短くても次の日は元気だったし、全く辛くなかった。
感謝しかありません。
本当に救われました。

彼らのことが好きなんだろうなぁとやっとわかったのが初出場した紅白とカウコンのパフォーマンスを見てから。
その後は怒涛の勢いでFC会員となり、DVD・CDを集め、出演番組すべて録画、雑誌も読む、過去の出来事も調べる。


知れば知るほど好きでした。


彼らの良いところは多々あるけれど、最も好きな部分。
それぞれの不得意を得意で補い合い、一つの丸となって活動しているところ。

その中でも不得意が多いのが岡本圭人でした。

私は昔から好きなキャラ、人には好きな部分ももちろん見つけるけれど、嫌いな部分の方が多いです。
むしろ嫌いな部分や出来ないことがある人の方が推せました。
なので、9人みんなまるっと好きだけど気づいたら岡本圭人を目で追ってました。

以下批判的な部分が多いです。


岡本圭人は本当にできないの塊。
できる塊の人たちと同じグループだから余計目立つ。
知れば知るほどダメ出ししかなく、期待をして見たことは一度もありませんでした。

トークは緊張してうまく話せない
ダンスも必死なのが顔に出て見て取れる
緊張からか積極性がない
プライベートはプロ意識がない

この文字だけ、その彼の言動だけ見ると最悪なアイドルです。
10年やっててこれ。
何も魅力的じゃありません。
でもグループ全体でみると、彼の不得意が良い方向に働く時があるんですよね。

圭人が番組で自分から声を発しない時。
トークが上手な有岡くんがいつも話を振ってくれました。
圭人も話すことができたし、有岡くんのトークスキルを世間様に見せつけることができて万々歳。
できない彼がいたから、有岡くんのできる部分が見えてくる。
すごく良い得手不得手の埋め合いです。

そんな岡本圭人にも得意な部分もあります。
幼い頃の英国留学と大学での専攻により、英語が堪能でした。

他のメンバーにはない彼だけのスキルです。
ライブでは演出の一つとしての英語でのパフォーマンスや、英語歌詞がある楽曲へのスパイスとして皆の不得意を得意でカバーしてグループにも貢献していました。

不得意を誰かの得意で補う。
これってグループだからできることだし、グループなら皆で助け合って成長していけばいいんです。
これができるHey! Say! JUMPはとてもいいグループだと思いました。


ファンが言わなくても、自分が何もできないことは岡本圭人自身が一番わかっていたはずです。

事務所入所後の下積みが少ない分、経験がなくて皆についていくのに必死だったこと。
できるメンバーと一緒にいて、劣等感を感じていたこと。
学業と芸能活動の両立。

ファンが見ても伝わってしまうぐらい、彼にはいろんな感情が浮き出てました。

中でも学業の話。
この半年間で2番目に心痛めた事案が、岡本圭人が大学を退学していたという事実。
アイドル活動をするなら、必ず大学まで卒業する、という約束を父親(同じ事務所所属の元アイドル)としていたようです。
授業とアイドル活動の調整でメンバーにも迷惑がかかったこと、父親との約束を果たせなかったこと、この思いを今年の4月に本人が週刊誌で語りました。

ファンは身勝手な存在なので、甘えすぎ、とか、仕事全然なかったのになんで卒業できないの?とか、週刊誌で発表するなよ、とか。
いろんな意見がありました。

私は基本、彼には期待もしないし肯定もそれほどしないけれど、この件に関しては彼の肩を持ちます。

同じ大学でもないし偏差値も全然違うけど、私も大学で英語を学んでいました。
だいたい同じ立場です。
文句を言っているファンより岡本圭人に近い経験をしました。
その経験から意見を言うと、語学を大学で学びつつ芸能活動ってかなりきつい。
語学の授業は出席が命。
誰かに出席表に○って書いてもらうとか、テストだけ出ればいいとか、レポート出せばいいとか、講義中他の授業の課題やればいいとかそういう話じゃない。
(芸能人がそんなことしてるとは思わないけど、世間的な大学講義のイメージはこんな感じじゃないかな)

授業では毎回課題が出て次回提出(次回=次の日)
頻繁にグループが組まれプレゼンなどを行う
(=グループ内での練習や役割を全うしないと迷惑がかかる上に休めない)
こんな授業ばかり。
大学に行って授業に出て課題を絶対に出さないといけない。
大学以外ではバイトとサークルとオタ活で過ごしていた私でもキツかったのに、芸能活動なんてかなり大変なはず。
普段彼の言動には肩入れしないけど、こればかりは同情というか、肯定というか。
気持ちが痛いぐらいわかった。

大学退学で父との約束を破り、メンバーへの申し訳ない気持ちが募ったのは、優しくて不安定で自信のない彼には大きな出来事だったはず。


そんな彼が2年間留学に行く。
演技を学ぶために。
さらなる語学力の向上のために。

これって自分の不得意な部分を自分の得意な部分で埋めようとしたのかなぁと思いました。
メンバーの得意じゃなくて、自分の得意で自分の不得意を埋めるための留学。
私はそう思ってます。
そう思えたので、私は待てるなぁと。
得意なことを増やして他のメンバーの不得意を補うためにも行くんだろうなぁ。
2年間なんてすぐだし、その間のJUMPを見つめていれば待てるなぁと素直に思いました。


Hey! Say! JUMPの皆が話し合って話し合って出した結論。
絶対に引き止めたであろう山田がFC動画で見せたあの納得してない顔。
どっちも正しいし、どっちも間違ってる。
でも皆で出した結論が正しいです。

何か島流し的な感じでの留学とか、あいつ人気ないし歌割り少ないしいなくてもJUMPは平気とか、圭人担はライブくるな、とか。
いろいろあるけど、びっくりさせるぐらい成長して帰ってきてほしいね。


珍しく彼に期待してます。
初めて期待してる。


この長い文章を読んでくださった方はお気づきの通り、私はまだ岡本圭人本人に会ったことがありません。
ライブに行ったことがないので。
今年はやっと会える!とわくわくしていたので本当は悲しいですが、2年後にライブで会えたときに思いっきり「おかえり!」って言いたいし、「ただいま!」って言われたい。
たぶん少ないであろう圭人のうちわを持ってファンサもらいたい。
待ってたよって言いたい。
今年会うより2年後の方が断然嬉しいはず。

想像するだけで楽しくなって、未来が明るいです。


圭人が言ってくれた言葉
「未来のHey! Say! JUMPにふさわしい人間になる」
とてもいい言葉だと思います。
それを判断するのはメンバーと我々ファンだと思うので、ちゃんと戻ってきてね。


こんなに辛い半年間はもう来ないと思うので、本当にいい思い出でした。
(似合っていた長髪断髪事件、SNS映り込み事件、キャバクラ事件など。思い返せばメンタル死んでたなぁ笑)


平成最後の年にHey! Say! JUMPを好きになってよかった。
留学に行ってしまう前に岡本圭人を好きになってよかった。


もっと早く好きになれば去年のツアー行けたのになとか、Mステのファン投票メドレーとI/Oのパフォーマンス録画して何回も見たかったな、とか思うと本当に悔しいけれど。
メンバーがあんなに未来に向かって前向きなのに過去のこと気にしてちゃ駄目だなって思えます。
去年の私はHey! Say! JUMPに興味がなかった私で、今年の私はHey! Say! JUMPが大好きな私。
それはどう足掻いても変わりませんが、未来の私がHey! Say! JUMPを好きな私のままでいることはできる。
義務でもいいから絶対に応援し続けます。


これからもHey! Say! JUMPを変わらず応援しますので、皆様、私がちゃんと応援しているのか2年間見守っていただいて、道を踏み外そうとしていたら喝を入れてください!
お願いします。


俺たちが〜Hey! Say! JUMP!


The most beautiful day in the future with you & us through the most disgusting dream from you.


P.S.
脱退説が出た平成30年6月20日からメンタルが死にかけてた私を見てメッセージをくれた皆様。本当にありがとうございました。皆様も私を救ってくれたアイドルです。